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東力士・島崎酒造
 栃木県那須烏山市中央1-11-18 :0287-83-1221 OPEN 8:30〜18:00 ※どうくつ酒蔵見学(要予約)は土・日・祝日の10:00〜12:00と14:00〜16:00。
栃木に帰省中、造り酒屋に勤務する友人マリちゃんから「どうくつ酒蔵」の話を聞き、絶対に見たくなって、友人よしえちゃんと洞窟探検決行! さて・・・この洞窟の先には一体何が!?
(ちなみにこの白いもやは、湿気です!お化けじゃないよ)
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「どうくつ酒蔵」を使用している【島崎酒造】へ行き、車で現地まで案内してもらいました。とある山道を入ると、そこには丸太で組まれた入り口。鍵をあけてもらって中に入ると「さ、さ、寒い!!(>_<)」。外は30度以上もあるのに、洞窟内は15度。しかも湿度90%で湿気がもやになっています。その体感温度差にも驚いたけど、なんどこの洞窟、かなりの広さ。思わずドラクエのダンジョンを思い出します(笑) ラダトームの町で「たいまつ」を買ってないと入れない、というのは冗談で、ほの暗い照明がありがたい。案内のかたによれば、この中には、奥行き100メートルの縦のトンネルが3本あり、横のトンネルと合わせると述べ600メートル、2,400平米のスペースがあるそう。しかも通路はトラックが走れるほどの広さで、高さも3メートル以上ありそう、とにかく広い広い!想像していたイメージがぶっとぶ広大な洞窟、いや、地下秘密基地風。

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shimazaki5shimazaki6この人工的に山をくりぬいて作られた洞窟・・・実は太平洋戦争末期に3年かけて掘られた戦車製造のための地下工場、になるはずでした。なるはず、というのも完成と同時に終戦を迎えてしまい、戦時中の負の遺産として何十年も放置されていましたが、当時、中学生でこの洞窟掘りに借り出された【島崎酒造】の社長さんが、約30年前にここを整備し、電気を引き、日本酒の熟成場所として使っているそうです。この洞窟を掘ったのは戦争に行ってない地元の女性や子供たち、そして徴用された朝鮮人の方々・・・。この広大な岩山を、たった3年で手堀りで彫り上げたことを考えると、胸が少し痛みます。私もこの近くで育ちながら、この洞窟のことは全くはじめて知りました。
この山の中の低温どうくつ貯蔵庫は、年間平均10度C前後、日光がまったく差し込まない闇の空間と高い湿気は、日本酒を熟成させるには、最高の環境とか。ここには約13万本の大吟醸古酒が眠っており、中には約40年のヴィンテージ古酒もあるとか。普通、日本酒は樽で熟成させるけど、ここはほとんどビン詰め状態で熟成され、そのまま出荷されるものもあり、それが人気の『大吟醸 瓶囲』という銘柄。一緒にいったよしえちゃんのお気に入りは「東力士 大吟醸 秘蔵5年古酒」。飲めない私はうなづくばかり(笑)。5年ぐらいの熟成のものは、飲みやすく、味と風味のバランスもいいそうです。
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洞窟に入ってすぐの場所に、オーナーズボトル「熟露枯」(うろこ)という瓶の熟成棚があり、買ったお酒を古酒になるまで預かってくれる商品でした。熟露枯オーナーズボトル(1.5L)の値段は、5年預り  10,000円、10年預り 15,000円、20年預り 30,000円で、最近人気なのは最長の20年預かり。というのも、生まれた赤ちゃんが二十歳になった記念に一緒に飲みたい、ということだそうです。ボトルには写真やメッセージがついているので、赤ちゃんの写真もたくさんありました。オーナーになると、「オーナーズパスポートカード」がもらえ、どうくつ酒蔵で、自分のお酒を確認できるそう♪ ちなみにこちらは、予約制で見学できるほか、コンサートなども行われ、そのときには利き酒もふるまわれるとか。左写真の丸太を組んだカウンターは、そのときのものです。今年のコンサートは11月にシンガーソングライター、Yaeさん(加藤登紀子さんの娘さん)のライブが予定されています。
さらにこの場所は、映画撮影にも初めて使われたそう。その作品とは12月公開『魍魎の匣(はこ)』京極夏彦のベストセラー小説の京極堂シリーズの二作目。しかもこの場所でクランク・インされたとか。ロケ現場の写真によると、ここは病院?みたいになってました。公開中の『西遊記』からもオファーがあったそうですが、酒瓶を撤去して撮影したいとのことで、お断りしたそうです。

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どうくつ酒蔵から再び【島崎酒造】に戻り、大吟醸古酒などの説明を聞き、お土産に「平成14年 どうくつ熟成酒』の小瓶(908円)をお土産に。ここではあらゆるお酒の試飲ができ、賑わっていました。私は飲めないので、お酒を造る水、だけ試飲(笑) さすがにほんのりと甘みがあるおいしい水でした(・∀・)♪

   東力士 島崎酒造