narutoyatenzonarutoyatenzo2なると屋+典座 鎌倉市小町1-6-12 寿ビル2階 :0467-23-7666 OPEN 11:00〜15:00、17:00〜21:00 火曜・第2・4水曜休
★「典座(てんぞ)」とは、禅宗のお寺で精進料理を作る役職のことだそう。【なると屋+典座】の店主、イチカワヨウスケさんは、京都で修行し、精進料理の勉強もされていた方。しかも鎌倉近郊でとれる旬の野菜にこだわり、作られる料理・・・ということで、興味深々だった店。 【アトリエ・キカ】さんの展覧会のあと、きりままさんと行ってみました。

narutoyatenzo3narutoyatenzo4narutoyatenzo5ランチのメニューは、定番の「葛とじうどん」(840円)に、うどんにお惣菜三品がついたセット(1575円)と、毎月内容が変わる「11月のごはん」(1575円)のみ。おうどんのセットと、月代わりの定食をお願いしました。 TOP画像は「うどん+惣菜三品」です。「葛とじうどん」とは運ばれるまでイメージがあいまいでしたけど、口にいれてびっくり! なんとうどんのおつゆに葛がひいてあるので、大げさにいえばスープが柔らかいゼリー状。おはしでうどんを持ち挙げると、うどん一本一本につゆがコーティングされた状態になる。なので一本一本に味が染み込んでいる。とはいえ、薄味なので、味が濃くはありません。なんというか、絶妙のだしの味加減。びっくりしました。
narutoyatenzo6narutoyatenzo7具は大根、生ゆば、水菜にからりと揚げたレンコン。この具の歯ざわりもそれぞれ違っていて絶妙です。惣菜はカブの天ぷらに金山寺味噌?と菜の花のおひたしをのせたもの、蒸し茄子と菊の花のおひたし、そして車麩と青菜の炊いたもの。いろいろな野菜を、「揚げる」、「蒸す」、「炊く」というシンプルな調理方法で、野菜の味をフューチャーした料理。大地のエネルギーを感じるような気分で、わしわしと食べてしまいました。

そして「11月のご飯」も同様。先付けの胡麻豆腐は甘みがあって柔らか。鉢物は、ひじきとシメジを巻いた春巻き風の揚げ物に素揚げしたニンジンと菜の花、ご飯は舞茸の炊き込みご飯。このお米があまりにもおいしくて、びっくりした。精米したてのようなフレッシュなごはんです。そして汁は赤味噌仕立ての汁に、すった長いも入り。つきたてのお餅のような食感でした。全てのお料理が、じわーーと気持ちにしみる味。これは毎月、食べに通いたくなる味ですね♪ 
お料理の器も素敵だな、と思っていたら、レジのところにイチカワさんと【うつわ祥見】の祥見知生さんとのコラボレーション本『やさしい野菜 やさしい器』がありました。素敵な本♪(コチラにコラボレーションの様子の動画があります)
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←鎌倉駅からも近い小町通のビルの中に、店はありますが、この大きな古い引き戸の向こうに、静かな空間があります。

■ウエブマガジン「アイエ」の【なるとや+典座】でのワークショップの記事はコチラ♪


なるとや+典座